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共シールとは

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日本画の版画は洋画のそれと違い、通常洋画のサインの書かれている部分が「らっかん」という印であったり、サインであったり、その両方であったりと様々なケースがあります。

その為共通の証明として「共シール」を貼ることで、版画としての価値を示しています。

サインは本人以外同じものを作れない、しかし、らっかんは他人でも作れてしまうため「共シール」が用いられるのです。

作者、版者など製作にかかわった人の名前が全て記入されています。

和楽 8・9月号 ご紹介

月刊女性誌「和楽」は、毎号日本文化に対して独自の視点で取り上げています。
日本美術に関心の深い男性読者も多数いるとのことです。

2015年8・9月号は、日本美術を楽しむのにおすすめな美術館を取り上げる内容となっています。
尾形光琳、伊藤若冲、丸山応挙の名画がどの美術館に行けば見る事ができるのかといったことも確認できます。

丸山や尾形は狩野派に学んだとされていて、
ご存知、狩野永徳の「聚光院障壁画の花鳥図」を現在、世界的にも有名な千住博も自身の著書「絵を描く悦び」で取り上げて絶賛しています。
ちなみに、その千住博が大徳寺聚光院別院の襖絵を完成させ、2002年に公開しているという事実はなんとも運命的です。

狩野派は日本の大和絵と唐絵(水墨画)を統合したとされていて、日本画の発展に大きな影響を与えました。
過去の名画家たちの作品はこうして現代の名画家にも影響を与えています。

2015年8・9月号「和楽」の内容のボリュームはとても厚く、本誌が謳っている通り、完全保存版だと思います。
日本美術に関心が強い方は必見です!